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映画をこよなく愛する、絵を描く人 くつなまい の適当ブログ



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本の話
観る映画がないので、本ばかり読んでます。
マンガも好きだけど、活字の方が長持ちするから活字が多い。
最近読んでた本を適当な感想とともに。
大方作者が女の人の本ばかり読むみたいです。
別にそうしてるつもりはなかったんだけど。
女は人間の前に雌だからかなー。傾向としてわりと女の人の本って生々しい気がする。好き。

平凡ポンチ 1 (IKKI COMICS)
平凡ポンチ 1 (IKKI COMICS)冴えない自主映画監督・真島アキの前に突然現れたのは、過剰な巨乳願望を持つ女子高生・鰐淵ミカ! 巨乳と映画をめぐる、前代未聞のロードムービー・ラブコメディ!!

もうすでにあらすじからして意味がわからない。
ぶっとばし系のマンガです。でもおさえるところおさえてるんよね。
ジョージ朝倉は「ハートを打ちのめせ!」とか「ハッピーエンド」あたりはかなり少女マンガしててラブくてキュンキュンなかんじで、それはそれで好きだけど(だが、NOT「ハート・オブ・ケイク」)、これはほんとにこの人天才なんじゃない?て思った。
こっちのが本領発揮!てかんじです。
3巻でだれるのがアレだけど(全4巻)、そしてものすごく疲れるのだが、おもしろい。
「愛のむきだし」的な良さです。

あぁ、総じて情けないほどに人間はバカである。

太陽と毒ぐも (文春文庫)
太陽と毒ぐも (文春文庫)角田光代さんはかなり読んでいてどれも好きなんだけど、こうガツンとくるようなかんじじゃないから1つって選べない。
ひとまず短編。
恋人たちの平凡な日常に起こる小さなすれちがいや諍いを描いた、キュートな11のラブストーリー
らしいです。
でもネタはそんな可愛いもんじゃなくて、それでも可愛らしく出来ているのがすごいなーと思います。
もうそれはその人であって許すとか許さないとかいいとか悪いとかそういうのではない本質に近い性や癖みたいなところとどう折り合いをつけるか、はたまたやめるかという話な気がする。
万引き癖の女の子のと買い物依存症の男の子のやつが好きだなー。酒豪のもいい。

短編なら「トリップ」も好きです。
そちらはあんまり可愛いさはない。
んで、「ロック母」はうまい。あ、やられた!てかんじ。
長編は「あしたはうんと遠くへいこう」がすごくおもしろい、わかる、と思った。主人公がバカだからかね。

それにしても角田さんの本って本当になにも解決されないのが多い。
主人公なりなんなりがドラマは勝手に起こすけど、問題はなんも解決されていない、そういう本です。
その中にもわりとぶっとばし系のと静かなのがあって、前者の方が若い気分で読める。へんな表現だけど。
あとなんかさ、「あーこの人パンクとかロックとかやなー」て思っていたら固有名詞が出てくるので納得した。
だよね。
山田詠美からはそういうにおいしないもん。R&Bだもん。

「八日目の蝉」とか「三面記事小説」とかはまだ読んでないんだよねー。

A2Z (講談社文庫)
A2Z (講談社文庫)文芸編集者・夏美は、年下の郵便局員・成生(なるお)と恋に落ちた。同業者の夫・一浩は、恋人の存在を打ち明ける。恋と結婚、仕事への情熱。あるべき男女関係をぶち壊しているように思われるかもしれないが、今の私たちには、これが形――。
「姫君」も好きだと思ったけれどこちらにしてみた。
わたしはなんだかんだですっきりした関係性の中で生きていきたいが、そうでもないので同族嫌悪てなかんじでしんどいんだけど、なんせうまいよ。いいんだよね。
わかりよくない感情ってものをわかりよく書いているなぁ、と。

山田さんってわりと攻撃的な文章多いし(設定も)、本人もまぁまぁやんちゃな経歴を持っていて、「小説を書くアバズレ」なんていわれているけれど、むちゃくちゃやわらかい人なんじゃないかと思う。
やさしいというかあたたかいというかね。

ダーク (上) (講談社文庫)
ダーク (上) (講談社文庫)映画も公開中の「東京島」原作はおもしろいが、こっちにしてみた。
「40歳になったら死のうと思っている」 成瀬の獄中自殺を知ったミロは狂乱し、今まで生きてきた世界と訣別、周囲の人間を破滅させていく。圧倒的な疾走感で人間のスイッチが切り替わる瞬間を描いた傑作
だそうです。
女探偵ミロシリーズなんですが、これ単独でも成り立つお話です。
わたし実はちゃんと順番どおりに読んでません。
「ダーク」から入って、ゆっくりさかのぼって読んでいる。
んで、わかった。「ダーク」はきつい。
ミロシリーズの中でもドロドロしてるのね。きもちよくエンターテイメント!解決!てかんじじゃないんだよね。
人間のめんどくさい部分とかきちゃない部分とかをとことん書いている、てかんじ。
ほんと桐野夏生は普通に暗い。(だが、あんまりエロくない。)
韓国に逃げて、へんな商売やって、愛欲に塗れているあたりがとても好き。

青春小説という意味では「リアルワールド」も好き。
そっちもまぁ暗い。後味最悪。
だから桐野夏生は好き。

ヴァイブレータ (講談社文庫)
ヴァイブレータ (講談社文庫)ウァイブレータ――振動するもの。あたしの中身は震えつづけている。アルコールと食べ吐きで辛うじて自分を支えているライターのあたしは、コンビニで知り合った男のトラックに乗りこみ、航路の道連れとなる。肌の温もりとセックス、重ね合う言葉。四日間の「旅」を描く、痛いほどに切実な、再生の物語。
また紹介文が暗いなぁ。
これ古本屋で立ち読んでいて、あ、これは買わないといけない、と思った。
かなり薄い本なのでわりとすぐ読めるんだと思うんだけど、何度も途中で気を失ったように寝ていた本。
しんどいからだと思う。拒否していたんではないかと。
んで、これ大して再生しないよ。再生するかもねーぐらいなかんじです。
出会った男が見事フリーでめでたしめでたしなんてのはもちろんない。人生を肩代わりなんてしてくれない。
うん。病気なおったりなんてしないしね。(病気つーかボーダーなんだよね、多分。)
でも、まぁ、こういうことってあるんだよねー。大事だったりするんだよね。
こんなことで?、てなことでちっぽけなことで人って救われちゃうからね。(その逆もしかり。)

赤坂さんは「コーリング」も読んだんだけど、そっちは無理だった。
愛と破壊。痛みと再生。
「死にたくなんかない。生きたいから切る」。生を確かめるためリストカットせずにいられない彩乃が“メディカル売体クラブ”で自傷癖のある介護士の青年と出会い、お互いを強く求め合う

てなことなんで、全然イケそう、て思ったんだけどダメだった。
自傷も他傷も加虐被虐も大丈夫なおいらだけど、なんか気持ち悪くなったもん。
イン・マイ・スキン」みたときと同じような吐き気がしたね。
いやー、自分とか他人とかを傷つける神経がそもそも気持ち悪くてゾクゾクする、とかいうわけではなく、むしろそれは大丈夫なんだけど、描写がイマイチよろしくない。
とくに男の子の描写がダメで、あー・・・てなった。
まー、この話は愛についてなんだけどさー、殴ったり刺したり切ったりして成り立ってしまう愛とかやだよねー。なんて普通のことをいってみた。ごめん。
うん、いや、わかるんだけどね。
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